私は一般企業で11年間働いた後、言語聴覚士になりました。前職はイベント業界に従事し、非日常体験によるわくわく感を来場者に提供することをモットーに働いていました。そんな私が今年から病院行事の企画・実行のまとめ役である行事委員を任せていただきました。COVID-19により、病院内の行事は中止・規模縮小していましたが、今年度は4年ぶりに納涼祭・病院祭が復活することになりました。コロナ禍の中入職し、3年目の私には今までの行事がどのように開催されていたのかイメージがつかなかったため、先輩方にアドバイスをいただきながら、感染対策しつつ全ての患者さんに参加していただき楽しんでもらえるよう考えました。

病院祭では竹川病院恒例の若手リハスタッフによるソーラン節の復活、また、行事委員によるハンドベルの演奏などを企画しました。事前準備や他部署との連携は大変でしたが、当日は患者さんがソーラン節やハンドベルの演奏に合わせてリズムをとり、とびきりの笑顔で楽しんでいる姿を見ることができました。今回の体験を通して、患者様の笑顔が私を笑顔にさせ、またやりがいにつながることを実感しました。

今後も長く入院生活を過ごされる患者さんが笑顔で1日を過ごしていただけるよう、またリハビリの励みになるよう、今までの経験を活かし、行事のマドンナとして各行事を盛り上げ、やりがいをもって日々の業務にも取り組んでいきたいです。