仕事のやりがい

Vol.115
2025.01
理学療法士
勤続年数: 4年10カ月

お互いの「やりがい」を支え合える環境づくり

 入職して4年目となり、重症の患者さんに介入する機会が増えてきました。しかし体格差のため、立位練習や歩行練習がうまく進まないことが多く、悩むこともありました。その中で、当院に導入されているトヨタ自動車株式会社のリハビリテーション支援ロボット「ウェルウォークWW-2000」を活用することで、体格差に関わらず実施できることを実感しました。この機器は、患者さんの体重の免荷や歩行のアシストを行ってくれるため、自分一人で行う後方介助などの方法よりも安全かつ効率的にリハビリを進めることができます。 機器の使い方に関しては職場の仲間が丁寧に教えてくれたおかげで習得でき、現在も多くの方にサポートしていただきながら患者さん一人ひとりに最適なリハビリを提供できるようになり、患者さんが回復していく姿を目の当たりにするたびに、この仕事を選んで良かったと感じています。 当院には、他にも多くのリハビリ機器があり、患者さんの状態に合わせて最適なリハビリを提供できる環境が整っています。これからも、患者さんの回復を第一に考えながら、職場の仲間とともにお互いの「やりがい」を支え合える環境を築いていきたいと思います。