仕事のやりがい
SNSを通して竹川病院の魅力を発信した功績
看護部関谷は入職11年目の看護主任、作業療法士小林は入職17年目の作業療法科科長でそれぞれ部門の中心として日々の業務、後進の育成にあたっています。
2024年7月から全3回のアウターブランディング研修が実施され、2人が参加した際、今後の方針として当院の魅力や充実した福利厚生をできるだけ多くの方に知っていただき、職員採用につながる活動を実施することとしました。
2人は先ず竹川病院の魅力について他のメンバーらと話し合いピックアップすること、4月から更に充実した福利厚生についてまとめる作業を行いました。これらのことをどのようにして多くの方々に、そして狙ったターゲットに届けることができるかを考え、SNSを利用することにしました。当院の魅力を凝縮した動画(理事長の方針・充実した福利厚生の紹介など)や看護師(子育て世代の時短管理職・若手3年目)の一日の働き方を短時間にまとめた動画を作成し順次公開。ターゲットは20代~30代の看護師とし、フォーマルな構成や編集よりも、日常的な会話や自然な表情を重視し、カジュアルで親しみやすいスタイルを意識しました。また、働くイメージが湧きやすいよう、個人の視点や体験を中心に構成しました。視聴者からのコメントもたくさんいただき、タイムリーに反応することで視聴者とのつながりを深めることができました。コメントへの返信は多くの方の目に触れるため、失礼や誤解のないようにすること、そして当院の魅力がより伝わるような発言を意識しておこなっていました。
結果、総再生数15万回を超え、たくさんの方々に竹川病院の存在・魅力を知っていただく機会となりました。関谷は自身が子育て世代であり、周りのスタッフのサポートを得ながら時短勤務を行えている現場職員だからこその視点が多くの方の共感を生むことが出来たと考えます。なお、2023年7月より当院の看護師の見学者は0人でしたが、動画を公開して1か月で見学の予約が入りました。また、看護師ではありませんが、他院で働く他職種の方からもコメントをいただきました。「理事長の気前の良さから職場環境の良さが伺えます」と院外の方からのコメントも頂き、自分たちの職場がはたらきがいのある病院であるということを再認識する良い機会になったと考えます。また、SNSに載せるために自分たちの病院の魅力を話し合う機会はインナーブランディングを高めることにも繋がっていると実感し2人を理事長賞に推薦します。