仕事のやりがい

Vol.0832022.2
「近くで感じられる患者さんの笑顔」
職種:
看護師
勤続年数:
3年4ヶ月

私は竹川病院の回復期病棟に勤務しています。病棟では患者さんが安全に快適に過ごして頂けるような環境作りと、患者さんに合ったADLの向上を目指せるよう日々ケアを行っています。

発症から3ヶ月ほど経過していた脳梗塞後の患者さんを受け持つことがありました。当院入院時は、寝たきりで褥瘡があり、尿道留置カテーテルが挿入されていました。また、筋緊張が強く、車いすへの移乗も2人で介助が必要な状態でした。多職種と情報共有を図り病棟で実施できるリハビリテーションは何かについて複数回カンファレンスを実施しました。セラピストは日中可能な限り車いすで過ごせるようリハビリを強化し、栄養科やSTと相談し栄養状態の改善を図ると共に、ポジショニングや定期的なヒップアップ指導した結果、褥瘡は治癒し失禁なく歩行器でトイレにいけるようになりました。

多職種との連携や病棟スタッフでリハビリテーションを実施することは、とても大変だと思うこともありますが、チャレンジしていく事で患者さんの回復を近くで見ることができたときにはとてもやりがいのある仕事であることを感じます。

このように試行錯誤することもある毎日ですが、自分自身の学びと成長、何より患者さんの笑顔を見ることが私の仕事へのやりがいとモチベーションとなっています。