ケアセンターけやきにケアマネージャーとして入職し1年半が経過しました。

最近担当した方はアメリカに長く居住しており日本帰国後に脳梗塞を発症された方でした。キーパーソンの息子さんもアメリカに在住し、連絡もメールを通してのやり取りが中心で、日本への来訪も年1回程で独居での生活となります。

自宅内の環境が何も整っていない状況下で脳梗塞を発症され、一人での生活をしていけるのか不安が大きい息子さんでした。退院前カンファレンス及び息子さんがアメリカに戻るまでの期間に、密な連絡と自宅への訪問を増やし面談する時間を多く取り、ご本人やご家族に寄り添う対応をしてきました。ご本人の「アメリカの時と同じように自立した生活を送りたい」との思いは強く、ケアセンターけやきの訪問看護の導入による密な共有と連携により、自宅では近所への外出や買い物、自炊を行う頻度も増えQOLの向上が見られています。その姿を息子さんにお伝えし「けやきにお願いして良かった、ここまで本人も出来るようなって安心した、ありがとう」とのメールをいただきました。担当しているケースはそれぞれ異なりますが、「ありがとう」の言葉をいただき、『地域における在宅介護の拠点施設』づくりを更に取り組んでいこうと、やりがいを感じています。

まだまだ未熟な部分も多いですが、経験を活かし、けやきの一員としてご利用者の生活のサポートをしていきたいと思います。