仕事のやりがい
Vol.008
2015.06
介護士
勤続年数: 4年
信頼関係を深めて得られるやりがい
介護実習でお世話になったのをきっかけに入職して間もなく4年になります。介護職員を目指したきっかけは、認知症の父のリハビリを兼ねた散歩、入浴介助をしていたことからです。父は私が来ることをとても喜び楽しみにしていました。
父が他界してから、もっとしてあげたかったこと、できたことがたくさんあると思い介護の仕事を選びました。最初は日常業務をこなすことで余裕もなく精一杯で、自分のやりたかった介護ではないと悩んだこともありました。同僚や上司に話を聞いてもらえただけで胸の支えが取れ、心の余裕も生まれて笑顔になれていることに気付いたこともありました。
外部研修に行かせて頂いたり、けやき内での研修や他職員のサポートで認知症への理解が深まり、認知症への対応力も向上したと思います。興奮気味のご利用者と目線を合わせ、手を握りしめじっくりと話し合い納得して頂けたこと、強い拒否のあるご利用者と積極的に関わるようにしていくうちに、徐々に穏やかな表情になり拒否がなくなってきたこともありました。いつも笑顔での声掛け、心から寄り添う事でご利用者との信頼関係を深め、笑顔で過ごしていただく事が私のやりがいとなっています。学べる機会が多くある健育会だからこそここまで自分も成長できたと思います。
ご利用者から「遅くまでご苦労様です。」「今日は泊り?心強いね。」「ありがとう」などの声を励みにこれからも多くの笑顔を引出していきたいと思います。