仕事のやりがい

Vol.1062024.04
「入院生活を笑顔で過ごしてもらうために」
職種:
作業療法士
勤続年数:
1年11ヶ月

入職時は、コロナ禍により納涼祭、病院祭、クリスマス会などの行事は、規模を縮小し開催されていました。今年は、病院祭の恒例であった、よさこいソーラン節が復活し、ハンドベル演奏にも参加する機会をいただきました。

私は、普段人前に立つことや意見を言うことが得意ではなく、「患者さんは楽しんでくれるだろうか」「失敗しないだろうか」という不安がありました。練習では、普段関わることの少ない他階の同期や先輩方と意見を交わし、汗をかきながら取り組みました。当日、緊張もありましたが、一緒に歌ってくださる患者さんや涙を流して応援してくださる患者さんもいて、想像以上に喜んでもらえたことがとても嬉しかったです。入院期間が長くなると、季節感を感じることが少なく、ご家族に会えない不安など入院生活へのストレスも増えると思います。こういった行事を通して少しでも患者さんが笑顔になり、リハビリに励める入院生活を送っていただけたらと思います。

今回の経験を通して、患者さんの笑顔を見ることに喜びややりがいを感じました。また、行事の際には、職種関係なくスタッフ一丸となって全力で取り組める環境が素敵だと思いました。そのような環境で仕事ができることに感謝し、今後も患者さんが笑顔で退院できるようサポートしていきたいです。