作業療法士として竹川病院に入職し、11年目となりました。入職当初を振り返ると、一人では行動力に欠け、何においても自信がなかったように思います。現在、階のOT責任者兼班長の役割を担い、班をまとめながら臨床と後輩指導に尽力しています。

また、外部活動として、東京都作業療法士協会の区西北部ブロックに参加させて頂いています。活動内容は、生活行為向上マネイジメントの基礎・応用編講習会の企画運営や、地域病院との交流会、生涯教育制度研修の企画等を他病院から集まった作業療法士の方々と共同して行っています。新しい知見を学ぶことが多く、とても作業療法士として糧になっています。昨年は東京都作業療法士学会の高次脳機能セッションの座長も経験させて頂きました。たくさんの人の前で自分の意見・見解を話すことは緊張しましたがそれ以上に達成感を得ることが出来ました。入職時の私からは想像もできなかったことだと思います。

班長としての役割を頂き、そして協会の仕事・経験を通して、いろんな視点で物事を考えることが少しずつですが身についてきたように感じています。たくさんの方のサポートによって今の私があるように、今後は私が後輩のサポートする立場となり、日々の臨床をより良い方向へ導けるよう後輩たちと共に模索している日々に「やりがい」を感じています。